『総合就労支援センターCAP』は、様々な理由で就職や働くことに繋がりにくい方々のために、各専門部門(5つの事業)で構成し就労支援を展開しています。事業所は石狩市花川と札幌市西区に拠点をおいています。このブログからは各事業所の活動や各種情報などをお知らせします。

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2021年12月30日木曜日

2021年もお世話になりました!

 


本年も格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。また、様々な方面でご縁があり、多くの方々とお会いする事が出来ました。この場をお借りして感謝申し上げます。

新型コロナウイルスに翻弄された2021年となりましたが、色々と気づかされた年でもありました。2022年も引き続き、就労支援の技術向上を図ると共に、誠心誠意努力する所存ですので、 より一層のご愛顧を賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い申し上げます。 

2022年もどうぞ宜しくお願い致します。

総合就労支援センターCAPスタッフ一同

※下記日程で年末年始の休業日とさせて頂きます。宜しくお願い致します。
 2021年12月30日(木)~2022年1月3日(月)

2021年12月14日火曜日

社会保障審議会障害者部会(第124回)が開催されました


令和3年12月13日(月)に、社会保障審議会障害者部会(第124回)が開催されました。

今回については、主に「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて中間整理(案)」「地方分権提案について(精神障害者保健福祉手帳の更新期間の延長等)」について議論され、今後は今回の取りまとめから進めて行くこととなります。

詳細については厚生労働省のHPで公開されていますので、ご興味のある方はご確認ください。

2021年12月8日水曜日

社会保障審議会障害者部会(第123回)が開催されました


令和3年12月3日(金)に、社会保障審議会障害者部会(第123回)が開催され、前回に引き続き、障害者総合支援法改正法施行後3年の見直し(中間整理(案))について協議されています。

検討の方向性としては、以下の項目から方向性に沿って検討を進める必要があるとのことです。

・教育や医療(かかりつけ医、産業医等)などの関係機関 との連携の在り方

・新たな「就労アセスメント」の創設

一般就労中の企業における支援と就労系障害福祉サービスによる支援の連携

・障害者の就労を支えるための雇用・福祉施策の連携強化等

詳細については厚生労働省のHPで公開されていますので、ご興味のある方はご確認ください。

社会保障審議会障害者部会(第123回)(厚生労働省HP) 

2021年11月30日火曜日

社会保障審議会障害者部会(第122回)が開催されました


11/29(月)に社会保障審議会障害者部会(第122回)が開催されました。

障害者の就労支援に関しては、以下について検討の方向性として示されていいます。

「障害者の希望や能力に沿った就労につなげるため、雇用施策と福祉施策の連携強化 により、就労支援の充実を図るべきであり、現在、労働政策審議会障害者雇用分科会 においても、障害者雇用率制度や納付金制度に係る論点について議論が継続している。 このため、同分科会における今後の議論も踏まえつつ、以下の方向性に沿って検討を 行うべきである。」

・新たな「就労アセスメント」の創設
・一般就労中の企業における支援と就労系障害福祉サービスによる支援の連携
・障害者の就労を支えるための雇用・福祉施策の連携強化等

詳細については厚生労働省のHPで公開されていますので、ご興味のある方はご確認ください。

社会保障審議会障害者部会(第122回)(厚生労働省HP) 

2021年11月16日火曜日

2021年度全道ナカポツセンター連絡会議を開催しました!

 


11/11(木)に、全道ナカポツセンター連絡会議を開催させていただきました。この連絡会議は、道内ナカポツセンター(11カ所)の輪番開催となっており、本来であれば昨年度が当センターの当番でしたが、コロナ禍により延期とし、今年オンラインでの主催で、ナカポツセンターのスタッフ30名以上の方にご参加いただき、無事に終えております。

今回は北海道労働局職業安定部、北海道保健福祉部、北海道障害者職業センターにもご出席いただき、それぞれ情報提供等をいただきました。また、特定非営利法人東松山障害者就労支援センターの若尾様より、「いま求められるナカポツセンターの役割と機能」というテーマでご講演もいただきました。

本来であれば集まっての会議・研修・情報交換等を行いたいところですが、今回は残念ながらオンラインとなりましたが、久しぶりに会う方々と内容の濃い情報共有ができたのではないかと感じております。

お忙しい中、ご参加、ご出席をいただいた皆さん、ありがとうございました。

2021年10月29日金曜日

石狩市就労フォローアップ事業の委託について

石狩市では、2021年8月より「石狩市就労フォローアップ事業」を施行しました。この事業は、国事業の就労定着支援事業(3年間)を終えた方が利用可能という条件がありますが、その後の公的サービスとして、大きな役割を担う事業となり、自治体が行うサービスとしては画期的なものであると思います。

この事業については、就労定着支援事業所あるばが石狩市と委託契約を締結して行う事とし、2021年10月よりスタートいたします。既に該当される複数名の方との利用契約も結び、安定した就労定着に向けて、当所が定着支援に関わらせて頂く事ととなります。

国事業の就労定着支援事業が3年で終了するにあたり、その後の定着支援サービスに不安を抱える方もおり、引き続き公的サービスが投入されることで、安心した就労生活の維持に繋がることに期待したいと思います。

石狩市就労フォローアップ事業

2021年10月21日木曜日

高次脳機能障害の本を作りたい/みんなで取り組むプロジェクト


同業のナカポツセンター様より情報提供がありましたので、本ブログでもご紹介させていただきます。

実行主体は北海道大学病院(リハビリテーション部)で、地域と一緒に取り組むプロジェクトとして、「高次脳機能障がいの周知啓発本」の発行を目指し、10/20より12/17の期間で、クラウドファンディングで寄付を募ります。

高次脳機能障がいについて、その特性や現状課題、そして、当事者からの声も多く掲載するものとなっているようです。

素敵な取り組みとして陰ながら応援できればと思っていますが、ご興味のある方は是非、下記のリンク先よりご確認ください!

高次脳機能障害の本を作りたい/みんなで取り組むプロジェクト


2021年10月13日水曜日

第110回労働政策審議会障害者雇用分科会


10月12日(火)に、「第110回労働政策審議会障害者雇用分科会」が開催されました。

今回は障害者雇用促進法改正に向けて関係団体からの意見を聞く場として設定されており、
5つの団体(株式会社研進、特定非営利活動法人全国就業支援ネットワーク、全国社会就労センター協議会、全国就労移行支援事業所連絡協議会、NPO 法人就労継続支援 A 型事業所全国協議会)からのヒアリングが行われました。

その内容については、厚生労働省のHPで公開されていますので、ご興味のある方はご確認ください。


 

2021年10月1日金曜日

2021年10月より最低賃金改定



本日より最低賃金の改定により、過去最高の引き上げとなっています。(地域により発効年月日に若干のずれはありますが概ね10月初めからの改定となります)

北海道については、861円から889円に改定され、28円の引き上げとなります。今回の改定で最低賃金が700円台の地域がなくなり全ての都道府県で800円を超えることになりました。また、今年度の引き上げは全国平均で28円上昇、平均時給は930円となっています。

詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

令和3年度地域別最低賃金改定状況(厚生労働省HP)

2021年9月29日水曜日

雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する作業部会

先日、表題の部会が開催され、その際の資料が厚生労働省のHPにアップされました。

本部会の概要としては「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(以下「検討会」という。)にお いて、障害者の就労を支える人材の育成・確保に関して議論がなされ、雇用と福祉 の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修(以下「基礎的研修」という。) の必要性等について、一定の方向性が報告書で示されたところ。 これを踏まえ、さらなる具体的な事項を議論することを目的として、検討会の下 に「雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する 作業部会」(以下「基礎的研修作業部会」という。)を開催し、下記2の事項につい て集中的に検討を実施。」となっており、今後、数回の開催で議論を行う事となっています。

今回の部会での主な検討事項としては、「雇用分野と福祉分野のそれぞれの現場において活躍できる人材の育成のために、 基礎的研修を実施するに当たって、以下の事項等について整理。」として、①受講した人材の仕上がり像②カリキュラムに盛り込むべき内容③受講を必須とする者の要件④受講を必須とする者の規模感を踏まえた研修実施体制⑤受講を必須としない者の受講機会の確保⑥研修実施手法となっています。

就労支援のフィールドにおいて、今後も注視していく部会の動きでもありますので、機会がありましたら今後も本ブログでも取り上げていきたいと思います。

詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

第1回雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する作業部会(資料)(厚生労働省HP)

2021年9月22日水曜日

ハローワークインターネットサービスの機能追加


令和3年9月21日より、ハローワークインターネットサービスの機能が追加されました。

追加された機能としては、〝オンライン上で「求職者マイページ」を開設〟〝オンラインで職業紹介を受ける「オンラインハローワーク紹介〟〝ハローワークインターネットサービスで探した求人に直接応募する「オンライン自主応募〟主にこの3つとなっています。

一方で、取り扱いに注意が必要なる点もあり、「オンライン自主応募」はハローワークの職業紹介を要件とする雇用保険の再就職手当等や、事業主に支給される助成金(トライアル雇用や特開金など)が支給されないといったことがあるようです。

求職活動には便利となる部分もありますが、上記のような点に留意した活用にとなります。

詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

 

2021年9月17日金曜日

あい・ボードに掲示しています!


石狩市内には、市民参加手続(市役所が重要な決定をする前に市民の意見を聴く手続)や市の催し物などのお知らせを市民にお伝えするための掲示板(あい・ボード)が各所に設置されています。

この掲示板に、当所(就労移行支援事業所あるば石狩)の周知フライヤー(チラシ)を掲示して頂きました。

今回の取り組みについては、「就労支援を必要する方へ必要な支援が届くきっかけづくり」「就労ニーズをお持ちの方への周知」など、地域への情報提供として活用させていただきました。

設置場所は、市役所、各支所、コミュニティセンターの他、スーパー、郵便局、金融機関など石狩市内30カ所以上となります。

今後も可能な限り継続して取り組んでいきたいと考えていますので、目にした際には、是非お手にとってご覧頂ければと思います。

2021年9月15日水曜日

9月は障害者雇用支援月間です!


朝晩寒さ感じる今日この頃ですが、気が付けば9月も中旬に差し掛かっていました。

9月と言えば・・・「障害者雇用支援月間」となっています。

事業主のみならず、広く国民のみなさまに対して障害者雇用の機運を醸成するとともに、障害者の職業的自立を支援するため、さまざまな啓発活動を展開しています。

ご興味ある方は、機構のHPでも様々な取り組みのご紹介していますのでご覧ください。

また、「障害者雇用支援月間」で検索すると、各自治体等での取り組みなども見ることができます。


 

2021年9月13日月曜日

オンライン研修@のいける

 


9/9(木)に石狩障がい者就業・生活支援センターのいける主催による「就労支援研修」を開催させていただきました。

初のオンライン研修ということで、色々と不備もありご迷惑をおかけしましたが、関係者含め60名を超える方々にご参加いただき、盛況で終えることができました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

今回は「一般就労に向けたアセスメントについて~それぞれの立場から~」というテーマで、3機関の方にご登壇いただきました。

・障がい者就労サポートセンター ぱすとらる(横井さまと現場ご担当者3名)
・就労継続支援A型 コープ・パートナーズ(小橋さま)
・小樽後志地域障がい者就業・生活支援センター ひろば(中村さま)

皆さまからは、アセスメントをワードして、日々の業務の中で意識していること、基本的な考え方、各種プログラムからのアセスメント手法、ネットワークを活用したアセスメントなどをお聞きし、様々な視点から多くの学びを得ることができました。

お忙しい中ご登壇いただいた3機関の皆さま、ありがとうございました。

また、機会がありましたら、地域の皆さまにご参加いただける研修等を企画したいと考えております。今後も宜しくお願いいたします。

2021年9月7日火曜日

令和3年度「障がい者雇用促進パネル展」の開催



9/15(水)と9/16(木)の二日間で、道庁本庁舎にて障がい者雇用促進パネル展が開催されます。

本パネル展については、「障がいのある方々がその能力を最大限に発揮し、職業を通じて社会参加できる環 境を築いていくためには、事業主をはじめ道民一人ひとりが、障がい者雇用に対す る一層の理解を深めていくことが重要なことから、障がいのある方々の雇用の現状 等を紹介するパネル等の展示により、啓発を行うものとする。」として、石狩障がい者就業・生活支援センターのいけるの取り組み等について出展させていただきます。

他にも、障害者雇用支援月間PR、北海道職業能力開発校の紹介、障害者就業・生活支援センターの紹介、北海道はまなす食品の紹介、北海道難病連の紹介などもありますので、ご興味のある方は是非お立ち寄りいただければと思います。

開催についての詳細については以下となりますので、ご確認ください。

<実施日時>
令和3年(2021年)9月15日(水)10:00~17:00
           9月16日(木)   9:00~15:00
<実施場所>
道庁本庁舎1階 道政広報コーナー(特設展示場B)

2021年9月3日金曜日

就労移行支援事業所あるばでの取り組み~企業の方からお話を聞きました!!


先日、株式会社ツクイの澤邊所長(ツクイ札幌太平)をお招きし、就労移行支援事業所あるばを利用する方に向けた講座を、オンラインにて開催させていただきました。

澤邊所長からは、一日の流れ、それぞれの業務に関する説明、待遇、各種制度、福利厚生、そして、採用する際に重視する点など、その他にも多くのお話を聞くことができ、就職を目指す方にとっては刺激となる内容であったかと思います。

就職に向けて、そして働き続けることを、よりイメージするためにも、採用する側の企業担当者から具体的な話しを聞けることはとても貴重なことかと思います。

講座の後半では質疑の場もあり、参加された方々より積極的な質問が飛び交い、澤邊所長からは丁寧で分かりやすい内容でご回答をいただきました。働くための準備段階の皆さんにとっては、今後のトレーニングに向けて改めて意識していく事の確認、また、求職活動の際の選択の幅も広がったのではないでしょうか?

株式会社ツクイ様、澤邊所長、当日はお忙しい中ご対応いただき、感謝申し上げます。また、事前打ち合わせの際には、採用課の櫻井様にもお越しいただき、ご丁寧な説明やご提案もいただき、この場をお借りして御礼申し上げます。

2021年8月30日月曜日

「令和2年度使用者による障害者虐待の状況等」の結果

令和3年8月27日に、厚生労働省のホームページにて、「令和2年度使用者による障害者虐待の状況等」の結果が公表されています。

ポイントとしては以下の通りとなっています。
①通報・届出のあった事業所数、通報・届出の対象となった障害者数はいずれも前年度と比べ減少。
②虐待が認められた事業所数※2 、虐待が認められた障害者数はいずれも前年度と比べ減少。
③受けた虐待の種別※3※4では、経済的虐待が419人(80.1%)と最も多く、次いで心理的虐待が56人(10.7%)、身体的虐待が24人(4.6%)。

詳細については、厚生労働省のHPにてご確認ください。

2021年8月20日金曜日

障害者就労支援の効果的な支援ノウハウ募集

 


現在、障害者職業センターでは「障害者就労支援の効果的な支援ノウハウ募集」を行っています。

地域の支援現場では、障害の有無に関係なく、希望や能力、適性等に応じて活躍できる社会の実現に向けた多様な取組・工夫が行われていますが、明確に言語化されていなかったり、いまだ各組織・地域限定で全国的には共有されていないものも多くあると考えられます。 そこで、障害者職業総合センター研究部門(社会的支援部門)では、地域の多様な機関・職種の方々の障害者就労支援の効果的な支援ノウハウを収集・分析し、「障害者就労支援の効果的な支援 ノウハウ集(仮)」を作成して幅広い関係者に提供し、もって①地域の関係機関の支援力の底上げ を図るとともに、②障害者就労支援に関わる多様な機関・職種の役割や強みの理解に基づく連携促 進にも資することとしています。(締め切りは10/15)

詳細については職業センターのHPでご確認ください。

障害者就労支援の効果的な支援方ノウハウ募集

障害者就労支援の効果的な支援ノウハウ集(イメージ)

「障害者就労支援の効果的な支援ノウハウ」応募フォーム

2021年7月27日火曜日

第108回労働政策審議会障害者雇用分科会


6月29日に第108回労働政策審議会が開催されました。主な内容は以下の通りとなります。

①法定雇用率の引き上げに関する検討について 
•法定雇用率制度は、雇用管理の改善を評価するなど、雇用の量から雇用の質を評価する制度へと展開する段階にきている。
•引上げの率・時期を検討する際には、複数の指標を総合的に勘案して決定していく仕組みとするべき。

②雇用率制度における就労継続支援A型事業所の利用者の評価について
•就労継続支援A型事業所の利用者の数は、算定式から除外し、併せて、調整金、報奨金、納付金の対象から外すことを検討するべき。
•雇用率制度からA型を外して、企業の障害者雇用の実態を改めて見た上で、今後の対策を考えていくことが必要。
•A型の位置付けを検討する必要。一般就労の場面で法定雇用率を議論するときに、一般企業とA型を同列で議論するのは適切ではない。
•中小企業がA型に代替されているのではないか。A型が中小企業に与える影響も見ていくことが必要。
•A型は雇用への移行を促進していない面もあるのではないか。A型の増加は、中小企業の障害者雇用が進まない一因ではないか。

③精神障害者に関する雇用率のカウントについて
(短時間労働者に関するカウントの特例について)
•週20時間以上30時間未満の場合が精神障害者の職場定着率が一番高いため、令和5年4月以降も特例措置を維持するべき。
•精神障害に限らず、他の障害についても特例措置を検討するべき 。
•本人の意向に沿って勤務時間を増減出来るシステムが必要。一方で、短時間勤務はフルタイムより企業の負担が少ないということでもないので、短時間就労者の雇用について、3年に限らないなどの措置や、企業の真摯な取組みを雇用率制度等において評価することが重要。 (重度の取扱いについて) 
•現在、身体障害や知的障害には重度があるので、格差をなくすことが重要であり、精神障害にも重度を作るべき。
(その他)
•ノウハウがないため精神障害者の採用を躊躇する企業が多い。精神障害と企業を支援する施策や、好事例の情報共有をするべき。

④対象障害者の範囲について
◇手帳を所持しない者の取扱いについて
(総論)
•働きづらさを感じる労働者が、障害者手帳の有無によらず働き続けられる職場環境が重要。 •法定雇用率の対象者は、手帳所持者に限定するべき。
•手帳所持者だったが、医師の判断で更新されず不所持者となった者についても引き続き実雇用率に算定するべき。
•手帳が取得できない者は、個別の就労困難性を判断が重要。その上で、実雇用率算定の対象とするような取り扱いが必要ではないか。 
(精神障害者について)
•自立支援医療受給者証は生活能力等に関する記載欄はないため、受給者証のみでは障害の有無は不明であり、雇用率制度に活用すると目的外使用になるというのが原則。一方、受給者証の「重度かつ継続」の対象者に対しては継続した支援が必要ということになるの で、雇用する職場の負担を勘案し、雇用率のカウントに入れても良いのではないか。
•精神障害者の就労促進の観点から、手帳不所持者も雇用率の対象に含めるべきだが、中小企業を取り巻く厳しい状況を踏まえ、法定雇用率は引き 上げるべきでない。
•精神障害者は、手帳所持者のみを雇用率の対象者とすることで良い。受給者証を持っていること(精神疾患がある、通院していること)がイコール精神障害ではない。
•手帳を保有していなくても、受給者証、就労パスポート、ジョブカード等の書類を確認することにより、雇用率のカウントに入れても良い。
(難病患者について)
• 難病患者について、手帳の対象にならないケースに対応していくための評価スケールの開発を検討するべき。

詳細については厚生労働省のHPにてご確認下さい。


2021年7月16日金曜日

「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和2年度)」を公表

 


厚生労働省は、このたび、都道府県労働局や公共職業安定所(ハローワーク)における「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和2年度)」を取りまとめ公表しました。

ハローワークに寄せられた障害者差別および合理的配慮に関する相談は246件で、対前年度比3.1%減と、僅かに減少しました。一方、労働局長による紛争解決の援助申立受理件数は12件と前年度の3件から増加、障害者雇用調停会議による調停申請受理件数は5件と前年度の13件から減少しました。

<集計結果の主なポイント>

公共職業安定所に寄せられた障害者差別および合理的配慮に関する相談は246件で、対前年度比3.1%減となった。このうち障害者差別に関する相談は69件で、対前年度比8.0%減となり、合理的配慮の提供に関する相談は177件で、対前年度比1.1%減となった[資料1 表1]。

公共職業安定所が行った事業主への助言件数は54件で、対前年度比28.9%減となり、指導件数および都道府県労働局長が行った勧告件数は、前年度に引き続き、ともに0件となった[資料1 表3・表4]。

労働局長による紛争解決の援助申立受理件数は12件(前年度3件)となった[資料1 表5]。

障害者雇用調停会議による調停申請受理件数は5件(前年度13件)となった[資料1 表6]。

詳細については厚生労働省のHPにてご確認下さい。


2021年7月9日金曜日

社会保障審議会 障害者部会(第112回/第113回)の資料等

 

2021年6月21日(第112回)と6月28日(第113回)に社会保障審議会障害部会が開催されました。

内容については、障害者総合支援法の施行3年後の見直しについて議論が開始されています。(議事録/議事要旨については動画で視聴できます)

議論内容の詳細については厚生労働省のHPにてご確認下さい。

2021年7月7日水曜日

令和2年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などのとりまとめを公表

 


厚生労働省は、令和2年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表しました。

ポイントとしては、ハローワークにおける障害者の新規求職申込件数は211,926件で、対前年度比5.1%減となり、平成11年度以来、21年ぶりに減少しました。

また、就職件数は89,840件で、対前年度比12.9%減となり、平成20年度以来、12年ぶりに減少しました。就職率(就職件数/新規求職申込件数)は42.4%で、対前年度差3.8ポイント減となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、「製造業」「宿泊業,飲食サービス業」「卸売業・売業」といった障害者が比較的応募しやすい業種の求人数が減少するとともに、求職者の就職活動が抑制されたことが、就職件数の減少につながったと考えられます。

また、ハローワークに届け出のあった障害者の解雇者数は、2,191人で、前年度(令和元年度は2,074人)より増加したものの、月別の推移を見ると、年度後半においては、一定の落ち着きを見せていると考えられます。

詳細については、厚生労働省のHPでご確認ください。

2021年6月25日金曜日

ご見学・ご相談における新型コロナウイルス感染防止対策について

 


当センター各事業所では、新型コロナウイルスへの感染対策の環境を整備し、ご見学・ご相談の対応をさせていただいております。

ご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

皆さまのご要望にできるかぎり寄り添い、よりよい環境を整備していきたいと考えております。ご希望等ございましたらご相談ください。

2021年6月15日火曜日

パンフレットのリニューアル!!

 


就労移行支援事業所あるば石狩のパンフレットをリニューアルいたしました。これまでのパンフレットと比較すると印象が変わりましたが、機会がございましたら是非ご一読ください。

本来であれば、お世話になっている関係機関の皆さまのところへ出向き、パンフレットを持参してのご挨拶や情報交換なども行いたいと思うのですが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、今回は郵送にてお手元にお届けさせていただきます。

また、当所の新型コロナウイルス感染防止対策に関する資料も同封させていただきましたので、ご来所時や見学時等のご参考にしていただけたらと思います。ご理解ご協力をお願いいたします。

当所のパンフレットを必要とする方がいらっしゃいましたら、お手数ですが当所までご連絡いただければ郵送させていただきます。遠慮なくお申しつけください。


今後とも宜しくお願いいたします。



2021年6月7日月曜日

オンライン見学説明会

 

(写真は北海道YMCAさんより提供いただきました)

6月2日に、公益財団法人北海道YMCAさんよりお声がけいただき、保護者を対象としたオンライン見学説明会を実施させていただきました。

今回は「就労移行支援事業所あるば」の見学と説明という事で、本来であれば当所へお越しいただき、所内の見学、説明、ディスカッションという流れで実施できればと思いましたが、新型コロナウイルスの感染対策の観点から、「オンライン見学説明会」とさせていただきました。


当所としても初めての試みで不安もありましたが、画面を通じて「あるば石狩」「あるば札幌」の2カ所の事業所を写真(スライドショー)でご紹介、就職の準備から就職してからのこと、当所で実施しているトレーニンプログラムとその目的、将来の就労移行支援事業サービスの利用を見据えたお話などをさせていただきました。ご参加された保護者の方からも多くのご質問もいただき、とても有意義な時間となりました。

今回の企画で保護者の思いやニーズなどお聞きし、我々としても様々なことを改めて知ることが出来ましたので、今後の活動に活かしていければと考えています。

今回企画頂いたご担当者さま、ご参加頂いた保護者の皆さま、慣れないオンラインでの対応、説明不足、聞きにくい点なども多々あったかと思いますが、何かありましたら個別でお問い合わせ頂けたらと思います。

コロナ明けの際には・・・是非お越しいただき、対面でのディスカッションが出来ればと願っております。

改めてご協力いただいた多くの皆さま、ありがとうございました。今後も宜しくお願い致します。

北海道YMCAのFacebookでもご紹介いただきました!ありがとうございます。

北海道YMCA@Facebook

2021年5月22日土曜日

全国就労移行支援事業所連絡協議会

 


昨日「全国就労移行支援事業所連絡協議会」の総会と課題共有カンファレンスがオンラインで開催されました。

課題共有カンファレンスのテーマについては「雇用と福祉施策の連携強化の動向/行政説明と意見交換」で、令和3年度の障害福祉サービスの等の報酬改定等に関して、厚生労働省からの説明等を受けました。

報酬改定に関しては変更点を把握しての事業運営が求められ、課題(こちらが多いですね…)については、やることや目指すことが多い状況ですが、「やることがある」という視点よりも「やるべきことがある!」という視点で取り組んでい行きたいと思います。



2021年5月7日金曜日

のいける「情報提供サイト」のリニューアル

 

石狩障がい者就業・生活支援センターのいけるが運営する「情報提供サイト」をリニューアルしました。このサイトからは、「障がい者雇用」「就労支援」などをキーワードとした、最新の情報を発信しています。是非ご覧いただけたらと思います。


2021年4月30日金曜日

第106回「労働政策審議会障害者雇用分科会」資料

4月23日に、第106回「労働政策審議会障害者雇用分科会」が開催されました。

議題については下記の4点で、資料等については下記リンク先にてご確認ください。

(1)週20時間未満の就労を希望する障害者に関する調査~就労継続支援事業所における実態調査~(報告)

(2)障害者雇用率制度・納付金制度等について

(3)地方公共団体における障害者差別禁止及び合理的配慮の提供義務に関する実態調査(報告)

(4)その他

>[PDF]資料1:「週20時間未満の就労を希望する障害者に関する調査~就労継続支援事業所における実態調査~」アンケート調査結果に係る報告

[PDF]資料2:障害者雇用率制度・納付金制度について

[PDF]資料3:地方公共団体における障害者差別禁止及び合理的配慮の提供義務に関する実態調査

労働政策審議会(障害者雇用分科会)※厚生労働省HP


 

2021年4月27日火曜日

第5回「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」資料


令和3年4月 26 日(月)に、オンラインにて、第5回「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」が開催され、関連する資料について、厚労省のHPにアップされていますので、お知らせいたします。

議題としては、(1)ワーキンググループにおける議論等の整理の報告、(2)論点(案)に係る意見交換、(3)その他の3点となっています。

第5回「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(オンライン開催)」資料


 

 

2021年4月23日金曜日

令和2年障害者雇用状況の集計結果(通称ロクイチ調査)

 

既にご承知のことと思いますが、「令和2年障害者雇用状況の集計結果(通称ロクイチ調査)」が、厚生労働省のHPでアップされていますので、ご興味のある方はご覧ください。

毎年、公表されてすぐに目を通すのですが、今回はすっかり失念しており、これからじっくりを読み込んでいくところです。


【集計結果の主なポイント】
〈民間企業(法定雇用率2.2%)
○雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新。
・雇用障害者数は57万8,292.0人、対前年3.2%(1万7,683.5人)増加
・実雇用率2.15%、対前年比0.04ポイント上昇
○法定雇用率達成企業の割合は48.6%(対前年比0.6ポイント上昇)
〈公的機関〉(同2.5%、都道府県などの教育委員会は2.4%)※( )は前年の値
○雇用障害者数はいずれも対前年で上回る。
・国:雇用障害者数 9,336.0人(7,577.0人)、実雇用率 2.83%(2.31%)
・都道府県:雇用障害者数 9,699.5人(9,033.0人)、実雇用率 2.73%(2.61%)
・市町村:雇用障害者数 3万1,424.0人(2万8,978.0人)、実雇用率2.41%(2.41%)
・教育委員会:雇用障害者数 1万4,956.0人(1万3,477.5人)、実雇用率2.05%(1.89%)
〈独立行政法人など〉(同2.5%)※( )は前年の値
○雇用障害者数及び実雇用率のいずれも対前年で上回る。
・雇用障害者数 1万1,759.5人(1万1,612.0人)、実雇用率 2.64%(2.63%)


2021年4月22日木曜日

令和3年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A


4月16日に、「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.3」が発出されています。今回については、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた実績の算出について、就労移行支援、就労定着支援、就労継続支援A型に関する記載があります。

詳細については、厚生労働省のHP、下記リンク先にてご確認ください。

厚生労働省HP「令和3年度障害者福祉サービス等報酬改定について」

令和3年度障害者サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.3(令和3年4月16日)

VOL.2は下記にてご確認ください。

令和3年度障害者サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.2(令和3年4月8日)

2021年4月12日月曜日

2021年度のスタート


新年度がスタートして既に4月中盤に差し掛かっています。
2021年度より「総合就労支援センターCAP」は新しい体制となり、新たな気持ちと変わらぬポリシーを持って、スタッフ一同、皆さまからの期待に応えていきたいと思います。

春の到来とともに、ホームページもリニューアル中です!完成までもう少々時間が必要なのですが、宜しければ是非ご覧いただければと思います。>>CAPのホームページ

今後も宜しくお願い致します。

2021年1月4日月曜日

新年のご挨拶

 


謹んで新年のお喜びを申し上げます。

旧年中は大変お世話になり、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

2021年も、更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。


皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。


本年も宜しくお願い申し上げます。



総合就労支援センターCAPスタッフ一同