『総合就労支援センターCAP』は、様々な理由で就職や働くことに繋がりにくい方々のために、各専門部門(5つの事業)で構成し就労支援を展開しています。事業所は石狩市花川と札幌市西区に拠点をおいています。このブログからは各事業所の活動や各種情報などをお知らせします。

〚就労移行支援事業所あるば〛 〚就労定着支援事業所あるば〛 〚キャリアセンターINTAS〛 〚石狩障がい者就業・生活支援センターのいける〛

>総合就労支援センターCAPとは
>運営法人〈社会福祉法人はるにれの里〉


❖ ひきこもり&発達障がい支援を学ぶ地域づくりセミナーを開催します!

❖ 啓発出前講座〝地域で考える就労選択支援〟

ラベル 直Bアセスメント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 直Bアセスメント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年10月1日水曜日

いよいよ就労選択支援がスタートします!


気がつけば今年度も半分が過ぎ、今日から2025年度の下期が始まりました。

そして、本日10/1から「就労選択支援」がスタートします。

就労選択支援は、働く力と希望のある障がい者に対して、自分の働き方について考えることをサポートするサービスです。

強みや課題・特徴を本人と整理し、自己理解を促すこのプロセスを通じて、本人が進路を選び決めるこれを支援するのが就労選択支援です。

就労選択支援は単なる新しいサービスではなく、地域における就労支援システム全体の質を高め、利用者中心の支援を推進するための重要なツール(福祉サービス)となります。

各関係機関がその意義を理解して連携を強化することで、様々なメリットが最大限に引き出されることが期待されます。 

就労選択支援の本質は、制度や仕組みの変化ではなく、ひとりひとりの「働きたい」という思いにどう寄り添い、どう支えていくかという、私たちの支援のあり方が問われていると思います。

特定のサービスや進路に誘導するのではなく、利用者が自ら考え、選び、納得できるプロセスをともに歩むこと。これが中立・公平な支援の本当の意味であり、「就労選択支援」の中心にある理念だと考えます。

そして、私たち支援者が「選ばせる支援」ではなく、「選ぶ力を育てる支援者」であるといった視点も必要であり、その積み重ねが、制度の本当の成果につながっていくと思います。

当所についても、就労選択支援について指定を受け、「就労選択支援事業所あるば」として、さっそく今日から稼働することとなっています。

就労選択支援のスタートは少し戸惑うことや慣れないことなどもありますが、皆さんのご理解・ご協力をいただきながら進めていきたいと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。

当所ホームページでも就労選択支援のページを追加(まだ作業途中ですが…)しましたので、是非ご覧ください。

2023年7月12日水曜日

社会保障審議会障害者部会(第136回)


2023年6月23日に、社会保障審議会障害者部会(第136回)が開催されました。

主な議題は以下の通りです。

(1)障害者総合支援法等を改正する法律の施行に伴う検討事項について
(2)その他

気になる〝就労選択支援事業〟については、以下の案が示されているようです。

1.施行日(案)として令和7年10月1日
2.対象者は「就労移行支援又は就労継続支援を利用する意向を有する者及び現に就労移行支援又は就労継続支援を利用している者」
3.具体的なサービス内容
①本人と協同して確認した就労選択支援を利用する障害者の「障害の種類及び程度•就労に関する意向」「就労に関する経験」「就労するために必要な配慮及び支援」「就労するための適切な作業の環境」
②その他適切な選択のために必要な事項
4.どのような支援を行うか
障害福祉サービス事業を行う者、特定相談支援事業を行う者、公共職業安定所、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、教育機関、医療機関その他の関係者との適切な支援の提供のために必要な連絡調整、地域における障害者の就労に係る社会資源、障害者の雇用に関する事例等に関する情報の提供及び助言、その他の必要な支援

また、一般就労中の就労系障害福祉サービスの利用については、法の条文上で、就労移行支援、就労継続支援ともに、「通常の事業所に雇用されている障害者」が加わりましたが、支援を一時的に必要とするものに以下の省令案が示されました。
「通常の事業所に新たに雇用された後に所定労働時間の延長を図ろうとする場合又は休職から復職を図ろうとする場合」

詳細については以下よりご確認下さい。