タイトルの通り、2023年5月31日に「令和4年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などのとりまとめ」が公開されました。
今回のポイントとしては、以下となっています。
<新規求職申込件数・就職件数>
新規求職申込件数は233,434件(対前年度比4.2%増)、就職件数は102,537件(対前年度比6.6%増)となり、いずれも前年度を上回った。
コロナ禍以前の令和元年度と比較すると、新規求職申込件数は、前年度に引き続き令和元年度(223,229件)を上回り、就職件数は令和元年度(103,163件)に近い水準まで改善した。
<就職率(就職件数/新規求職申込件数)>
就職率は43.9%で、対前年度差1.0ポイント増となった。
<就職件数の増加要因>
前年度に引き続き新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める「医療,福祉」、「製造業」、「サービス業(他に分類されないもの)」、「卸売業,小売業」において引き続き求人数が増加し、特に「卸売業,小売業」において令和4年度に求人数の増加幅が拡大したことによるものと考えられる。
<解雇者数(ハローワークに届出のあったもの)>
ハローワークに届出のあった障害者の解雇者数は1,605人で、前年度(1,656人)を下回った。
詳細については厚生労働省のHPにてご確認ください。