先日、表題の部会が開催され、その際の資料が厚生労働省のHPにアップされました。
本部会の概要としては「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(以下「検討会」という。)にお
いて、障害者の就労を支える人材の育成・確保に関して議論がなされ、雇用と福祉
の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修(以下「基礎的研修」という。)
の必要性等について、一定の方向性が報告書で示されたところ。
これを踏まえ、さらなる具体的な事項を議論することを目的として、検討会の下
に「雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する
作業部会」(以下「基礎的研修作業部会」という。)を開催し、下記2の事項につい
て集中的に検討を実施。」となっており、今後、数回の開催で議論を行う事となっています。
今回の部会での主な検討事項としては、「雇用分野と福祉分野のそれぞれの現場において活躍できる人材の育成のために、
基礎的研修を実施するに当たって、以下の事項等について整理。」として、①受講した人材の仕上がり像②カリキュラムに盛り込むべき内容③受講を必須とする者の要件④受講を必須とする者の規模感を踏まえた研修実施体制⑤受講を必須としない者の受講機会の確保⑥研修実施手法となっています。
就労支援のフィールドにおいて、今後も注視していく部会の動きでもありますので、機会がありましたら今後も本ブログでも取り上げていきたいと思います。
詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。
>第1回雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する作業部会(資料)(厚生労働省HP)